こんばんは。
さて、先日のブラウン神話の続きです。
先日もお話した通り、メイクレッスンに来られる100パーセントのお客様がブラウンのメイクカラーを持って来られます。どうしてブラウンが好きなの?と聞くと、口をそろえて『無難だから』『安心するから』という答えが返ってきます。思い起こせば私もメイクをしていなかった頃、ブラウンをつけていれば目が大きく見えるかな?人より目立たないかな・・?という理由だけでなんとなくブラウンをつけていました。
考えてみれば、人生で女性にとってこんなに大事なメイクや肌の事を習う機会がないんですよね。
因数分解なんてやってる場合じゃないんですよ!!!
これだけ情報が溢れていても、本当にみなさん何も知らない!!!情報をキャッチしにいかないんですね。でも綺麗になりたい!とみなさん思っているんです。
❶でおはなしした通り、ブラウンをつけるとお肌をくすませます。目を大きく見せる為にアイライナーを引く要領でブラウンを使っていただけるのならOKです。私たちは黄色人種なので、本来はブルーベースの寒色を持ってきた方が透明感を出すんですね。ところがお客様にブルーを提案すると、みなさんギョッと驚かれて引かれるのですが、仕上がってみると、びっくりされて感動される方が多いのです。つけ方によってですが、肌の色まで美白したかのような透明感を出してくれます。(なぜみなさんがブルーを嫌う理由も後日お話します)
今のメイクはもともとは欧米から入ってきたもの。美容の仕事につく13年前、ニューヨークの友達の家に住んでいた時、ヘンリ・ベンデルやバーニーズ、ブルーミングデールズのコスメコーナーで勉強がてらよくメイクをしてもらっていました。その時、必ずアイホールの真ん中にブラウンを入れられるのです。日本人は顔が平坦なのでアイホールの真ん中にブラウンをいれると彫が深く見えるのでおそらくアジア人にはそのメイクをしていたのだと思います。ところが日本人がそのアイメイクをされると、目がくぼんで老けてみえてしまうのです。残念ながら売り場の方はそこまで考えてはメイクをしてくれませんので。。
そして、どこの雑誌を見てもメーカーでもブラウンの特集や品数が多いのです。これはおそらくですが、売れ筋商品を作るのがメーカーにとっては一番有益なので当然新作はいつもブラウン中心になってしまうのだと思います。雑誌やアットコスメでの口コミや売れ筋を見ては欲しくなってしまうのが心理ですよね。その悪循環からブラウン神話が日本では根強いのではないかと。
そしてメイクを習う機会もないので、ブラウンはみんなつけているから安心、これでいいのだ!になってしまってしまうのだと思います。
実際、ブラウンメイクを止めてグリーンやブルーの淡いメイクカラーにチェンジした生徒さんが1か月で突然モテはじめ、彼氏が出来たり、そんな嬉しい報告をいただいています。
まずは思い込みを突っ払うことから始めてはいかがでしょうか??そろそろ春ですしね(^_-)-☆
つづく