
梅雨が明けたと同時にものすごい暑さになりました。
暑中お見舞い申し上げます。
先日マスクかぶれによるにきびについてお話させて頂きましたが、本日はマスクかぶれの原因と対処法にについてお話したいと思います。まずは原因からお話させていただきます。
マスク生活での肌荒れの3大原因は、『乾燥』『摩擦』『蒸れ』です。
原因①【乾燥】マスク内の肌は乾燥する?
呼気で一見うるおっているように感じるマスク内部、ですが、マスクをはずした直後、その水分は一気に失われます。マスク内は呼気により高温多湿となりますが、肌が蒸れ、口周りや頬についた水滴が蒸発するとき、肌の必要な水分を一気に蒸発してしまうため、乾燥を招いてしまいます。
マスクを外したあとの、急な温度、湿度変化には、注意が必要です。
原因②【汗・蒸れ】マスク内は高温多湿!
マスク内は空気が抜けません。そのため、私たちの呼気によってマスク内は高温多湿となり、汗もかきやすく、肌は蒸れてしまいます。湿度が高くなったマスク内は、雑菌が繁殖しやすく肌トラブルをおこしやすい環境となってしまうのです。
原因③【摩擦】擦れがかぶれやニキビの原因に!
サイズや素材の合わないマスクは、肌トラブルの原因に。
サイズの合わないマスクの着用は、擦れてしまい肌に刺激を与えてしまいますし、素材の合わないマスクはかゆみやかぶれの原因となってしまいます。
また大人にきびは摩擦によって生じやすいのも特徴です。
フェイスラインなどマスクの触れる部分は特に摩擦が生じやすく、肌のバリア機能が低下し、乾燥や肌荒れを引き起こしてしまいます。
マスク肌荒れを防ぐ対処法も3つ!
対処法①【乾燥】たっぷりの保湿が重要!
乾燥してバリア機能が低下した肌には、何よりも保湿が重要です。
肌が乾燥すると、水分と油分のバランスが崩れて肌を守る機能を失う為、角質層に水分を蓄えることができなくなってしまいます。水分不足を起こした肌には、たっぷり保湿をして肌にうるおいを補ってあげる事が大切です。
フェイスマスクなどを使ってパックするのも効果的です。
対処法②【汗・蒸れ】
呼気や汗で蒸れた肌、肌荒れを悪化させないためにも、清潔に保つことが大切です。
これからの季節は気温も高くなり、特にマスク内は蒸れやすいので、汗をかいたらこまめに拭き取ったりマスクを取り替えることも心がけましょう。洗顔で肌を清潔に、そのあと丁寧な保湿を行ってください。
対処法③【摩擦】うるおい補給&肌に優しいマスク素材選びを。
摩擦で荒れてしまった肌は、肌の水分も失われてしまいます。
そんな水分不足の肌には、刺激の少ないお化粧水でうるおいを補給しましょう。
またもうひとつの対処法として、なるべく肌当たりの優しいマスク選びも重要です。
普段のマスクにガーゼやコットンをはさんで、マスクとの摩擦を軽減できます。